中古住宅を購入する人が増えています。これは、国がストック政策を打ち出しており、多くの人が中古住宅に注目をし始めたのが理由です。中古住宅が注目された理由は他にもあります。それは住宅を購入する世代の収入の低下です。

20年前と比べると住宅の購入世代である30代の年収は100万円近く下がっています。高い新築住宅を購入するよりも安い中古住宅を購入しようと考える人が増えても不思議ではありません。では、中古住宅を購入した場合は、その後どうするでしょうか。そのまま住み続ける人もいますが、リノベーションのをする人が増えています。

リノベーションとは新築の時と比較して価値を高めることを言います。例えば、新築の価値が1500万円ならば、リノベーションをしたことで1501万円以上の価値になっていると言うことになります。では、リノベーションをする場合にはどのような改造をするでしょうか。1つは太陽の光の入り方を変えることです。

例えば、南向きの家を購入しても、すぐ隣に家が建っているため1階部分は太陽の光が入らないことがあります。ですが、2階部分をくりぬいて吹き抜けにすることで1階のリビングに太陽の光を入れることは可能になります。これにより、リビングも新しくなっただけでなく、一年中(雨や曇りの日を除けば)明るい日差しが降り注ぎ、住宅の価値が上がります。また、玄関を吹き抜けにすることで、家の空気の循環をよくすることもできます。