リノベーションには、大きく、既設住宅に対して付加価値を高めることができるというメリットがありますが、行う場合には、デメリットがあることも認識しておく必要があります。まず、1つ目としては耐久性の問題があります。耐久性に関しては、既に居住をしている場合や、新たに中古物件を求めてリノベーションを行う場合にも関係する内容となりますが、対象物件の構造面に対して考慮をすることが重要になります。例えば、RC造マンション等で間仕切り撤去を行う場合に、耐力壁となっていない場合には問題はありませんが、そうでない場合には耐震面で問題が生じることになり、十分に注意をする必要があります。

また、戸建においても同様となり、この場合にはしっかりした構造補強を行う必要があります。2つ目としては、居住できるまでの期間があります。戸建で既設住宅の場合には、内容によっては居住しながらの工事も可能となりますが、新たに、物件を購入して行う場合には、対象物件の状態や購入者の希望等によって工事が長引くことが多く、この場合、住める状態になるまで時間がかかることになります。3つ目として、ローンに関する内容があります。

一般の住宅ローンが利用できないために、別にリフォームローンを組む必要があり、この場合、金利面においても高くなります。また、新たに購入をして行う場合や仮住まいを必要とする場合には、他に、賃貸費用が生じることになり、出費面での負担が大きくなってしまうことになります。リノベーションでは、工事面におけるデメリットもあります。特に、マンション等の場合には上下、左右に騒音が伝わることになり、材料の搬入や搬出にも気を使うことになります。

工事を行う場合には、管理組合はもとより、近隣への挨拶はしっかりと行っておくことが重要になります。